アウトリーチ演習

科学技術と社会の関係性を考え、豊かな関係の構築を実践します。研究アウトリーチ活動により研究者が取り組むべきプロモーションを実践し、あわせて所属プログラムの広報活動により組織プロモーションに取り組みます。計画、準備、手続、執行、広報、実践、振り返り、報告の全プロセスを複数の受講者によるチーム形式で実践することで、役割分担、とりわけリーダーシップとフォロワーシップを身につけます。これをもって、自らの研究への理解を深め、異分野の研究を幅広く理解し、組織的活動のリーダーとしての素養を涵養します。

具体的には、研究アウトリーチを中心としたALP一般公開キャラバンを企画し実施します。そのために実働した時間(90分× 9回基準)を演習として充てることにより単位を認定します。ALP一般公開キャラバンは、社会に広く開かれた学術アウトリーチまたは科学技術コミュニケーションと考えられる活動であれば良く、市民と直接に対面するパートを組み込むことを条件に、予算の範囲内であればどのような形態でも認められる予定です。プログラム教員1名以上の支援を受け、本科目を履修しているALP院生複数名(H27年度は3〜4名予定。以降の年度は5名予定)により構成するコア・チームで一つの活動を完遂します。

ALP一般公開キャラバンの例:
サイエンスカフェ、実験教室プログラム開発および開催、自主映像作成および上映イベント開催、自主メディア作成および公表イベント開催

以下をクリアした者を合格とする予定です。
・ ALP一般公開キャラバンの実施計画書を担当教員が承認
・ ALP一般公開キャラバンを実施完了
・ ALP一般公開キャラバンの実施報告書を教務専門委員長が承認
・ ALP一般公開キャラバンの開催報告ウェブ記事を広報専門委員長が承認

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