2017
12.19

博士課程留学生を対象としたキャリアセミナーを開催しました

博士課程留学生を対象としたキャリアセミナーを開催しました

  リーディングプログラム(ALP),人材育成本部I-HoP,理学部国際化支援室,生命科学院IGPは,平成29年12月12日に博士課程に在籍する理系留学生を対象とした英語によるキャリアセミナーを共同で開催しました。「Your Future Careers After Getting Your Ph.D.」と題したこのセミナーでは,留学生の就職活動や就職後のキャリア事情について詳しい3名の講演者による講演が行われました。

冒頭に行われた石森浩一郎プログラムコーディネーター(ALP)による挨拶に続いて,飯田良親特任教授(人材育成本部I-HoP)により,博士課程留学生の就職活動に関する現状分析と実践的なアドバイスを含む講演が行われました。

写真1:講演を行う飯田良親特任教授(人材育成本部、I-HoP)

続いて,大手化学メーカー出身でALPの産学連携科目を担当する七澤淳客員教授が,企業という組織の特性について俯瞰した上で,特に博士号取得者が企業入社後に求められる具体的な役割や専門性について,アカデミアに進んだ場合との比較を交えながら議論を行いました。

写真2:講演を行う七澤淳客員教授(ALP)

最後に,本学大学院にて博士号を取得し,現在は理学研究院助教として教育・研究に携わる高敏博士により,アカデミック志望の後輩の留学生に向けたアドバイスを自身の経験を交えながら行いました。

写真3:講演を行うMin Gao助教(理学研究院)

本セミナーには,予想を大幅に上回る40名(10カ国)の参加者が来場したために,配布資料が足りなくなる等のハプニングがあったものの,終了後に実施したアンケートからは,知りたい情報や知らなかった情報をタイムリーに知ることができて有益だったといった内容の意見が非常に多く出されました。また,講演の間には,ALP所属の留学生が企業見学会やインターンシップ,産学連携科目などで学んだことを発表するミニ企画も行い,留学生どうしで日本の企業に関する情報を共有する貴重な機会ともなりました。

 

下:学内に掲示されたポスター

報告:北原圭(ALP特任助教)

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