2015
07.27

「全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議」を開催

PBLイベントプログラム行事

「全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議」を開催

平成27年6月20日(土)21日(日)、第3回全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議を開催しました。会場となったフロンティア応用科学研究棟には、全国27リーディングプログラムの学生112名(27カ国からの留学生を含む)が参集し、さらに国内外で活躍する産官学のゲスト10名も議論に加わり、運営チーム、支援教員等を含め170名超が活発な議論を交わしました。

両日、特別講義でスタートし、初日には北大OBの毛利衛氏(日本科学未来館 館長)が未知への挑戦の重要性を、2日目には科学ジャーナリストのJean-Marc Fleury氏(世界科学ジャーナリスト連盟 相談役)がコミュニケーション戦略について熱く語りました。

 

学生会議5

写真:特別講義で講演する毛利衛氏(日本科学未来館 館長)

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写真:リーディング生の質問に答える科学ジャーナリストのJean-Marc Fleury氏

 

全国のリーディング生が全員参加するワークショップのパートでは、「Doctors, Be ambitious! –アイデア創出型ワークショップ 現代社会が抱える課題の解決を目指して–」と題し、農薬や紙の大量消費など現代社会が抱える6つの課題について、全て英語でグループディスカッションを行いました。どのテーブルも議論が白熱し、まとめの発表会でも各グループが提案する解決策に対して意見が次々に出され、閉会予定時刻直前まで大いに盛り上がりました。

学生会議3
写真:フロンティア応用科学研究棟「鈴木章ホール」での記念撮影

全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議は、リーディングプログラムの学生が自主的に企画・運営するもので、全国の大学で持ち回りで開催しています。3回目となる会議は、本学で実施している「物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム」と「One Healthに貢献する獣医科学グローバルリーダー育成プログラム」の大学院生40名で、実行委員会(実行委員長は、本プログラムパイロット生の戸口侑さん)を発足させて開催に向けて準備を重ねてきました。積極的な議論を促すため2日間のファシリテーション講習を受講してスキル習得に励んだり、予行を繰り返しながらワークショップをデザインしたり、昨年11月から8ヶ月に渡ってミーティングを重ねてきました。こうした準備期間に培われた課題解決能力や当日の成功体験を、今後の研究やインターンシップで活かしていきたいです。

報告:C. K.(リーディングプログラムパイロット生)

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