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[イベントレポート]「 SEMICON TALK 2025 in Hokudai 」第3回半導体に夢を持てるのか、輪になって躍ろう北海道!〜半導体メーカーが北大へ大集結!本音で語る現場のあれこれ〜 Part1

2025年7月25日に理学部大講堂で開催された北海道大学発の半導体カンファレンスの第3弾は、登壇者6名もモデレーターも全員が北大卒業生という顔ぶれでした。かつて北大で学び、今は日本を代表する半導体メーカーの研究者・技術者として活躍する先輩のみなさんから、現場の「リアル」を語ってもらいました。学生にとって“数年後の自分”と重ねられる特別な時間となった本イベントの様子を3つのPartに分けてお届けします。

開始前からにぎわいを見せた各社ブース。研究者や技術者、人事担当者と直接話せる貴重な機会に、学生たちは積極的に足を運び、研究内容やキャリアについて熱心に質問を投げかけていた。
開始前からにぎわいを見せた各社ブース。研究者や技術者、人事担当者と直接話せる貴重な機会に、学生たちは積極的に足を運び、研究内容やキャリアについて熱心に質問を投げかけていた。

北大に集結した半導体メーカーの熱気

開会にあたり、石森浩一郎教授(北海道大学副学長/理学研究院)が挨拶に立ち、今回で3回目となる本企画の経緯を語りました。第1回はRapidus社が千歳に工場を建設し始めた時期に、「輪になって躍れるのか、夢があるのか」という問いを参加者と共に考えるために開催したと説明。この回で、半導体産業を支える人材は多岐にわたり、「作る人」「使う人」「支える人」いずれも欠かせない存在であるとの認識が深まりました(https://phdiscover.jp/phd/article/2639)。続く第2回は、「支える人」に焦点を当て、化学メーカー、機械メーカー、素材メーカーの方々を招き、半導体産業の裾野の広さを実感したことを振り返りました(https://phdiscover.jp/phd/article/3196)。
そして第3回目となる今回は、半導体の“ど真ん中”を担う「作る人」たちが、今、何を考え、現場で何をしているのかを知る機会として企画したことを紹介しました。特に年齢層が学生と近い方々が登壇することに、会場に集まった学生たちの期待も高まりました。

石森 浩一郎教授(北海道大学副学長/大学院理学研究院)。半導体企業で活躍する北大卒業生に登壇いただく経緯が話された。
石森 浩一郎教授(北海道大学副学長/大学院理学研究院)。半導体企業で活躍する北大卒業生に登壇いただく経緯が話された。

モデレーターを務めたのは、元日本経済新聞社の記者で、2025年4月に北海道大学工学研究院教授に着任した太田泰彦氏。太田教授は、記者時代「エンジニアに直接会えず現場を見ないまま記事を書くことの難しさを痛感した」と振り返り、登壇者に「学生が本当に知りたい現場のリアルを語ってほしい」と投げかけました。

太田 泰彦教授(北海道大学大学院工学研究院/半導体フロンティア教育研究機構)。第1回からモデレーターを担当。鋭い質問で、登壇者から本音を引き出した。
太田 泰彦教授(北海道大学大学院工学研究院/半導体フロンティア教育研究機構)。第1回からモデレーターを担当。鋭い質問で、登壇者から本音を引き出した。

半導体企業の最前線で活躍する6名のエンジニアが本音で語る

今回登壇したのは、北大を卒業し、現在は国内有数の半導体トップベンダーで活躍する6名のエンジニア。それぞれの学生時代の専門と現在の仕事の紹介から、半導体産業が多岐にわたる専門性で成り立っていることが伝わりました。

塩沢 竜生氏(キオクシア株式会社 先端技術研究所 AI・システム研究開発センター システム技術研究開発部 システム技術研究第二担当 グループ長)AI研究と半導体開発をつなぎ、新しい応用分野を切り拓いている。学生時代は、北大の量子集積エレクトロニクス研究センターで半導体プロセスを研究。
塩沢 竜生氏(キオクシア株式会社 先端技術研究所 AI・システム研究開発センター システム技術研究開発部 システム技術研究第二担当 グループ長)AI研究と半導体開発をつなぎ、新しい応用分野を切り拓いている。学生時代は、北大の量子集積エレクトロニクス研究センターで半導体プロセスを研究。
工藤 智人氏(三菱電機株式会社 パワーデバイス製作所 品質保証部)パワーデバイス製造の信頼性を支える品質保証を担っている。北大の量子集積エレクトロニクス研究センター出身。
工藤 智人氏(三菱電機株式会社 パワーデバイス製作所 品質保証部)パワーデバイス製造の信頼性を支える品質保証を担っている。北大の量子集積エレクトロニクス研究センター出身。
安田 健介氏(東芝デバイス&ストレージ株式会社 半導体事業部 アナログIC製品技術部)スキャナなどに搭載されるリニアセンサーの製品技術を担当。設計と工場側との調整役も担う。理学部化学科出身で、学生時代は半導体を使った太陽電池の開発に従事。
安田 健介氏(東芝デバイス&ストレージ株式会社 半導体事業部 アナログIC製品技術部)スキャナなどに搭載されるリニアセンサーの製品技術を担当。設計と工場側との調整役も担う。理学部化学科出身で、学生時代は半導体を使った太陽電池の開発に従事。
松本 悟氏(Rapidus株式会社 技術開発統括部 リードエンジニア)2023年にRapidusに転職し、インテグレーションエンジニアとして、2ナノ半導体を量産レベルで作るための最適なプロセスフローの道筋を立てる業務を担当。情報科学研究科出身。
松本 悟氏(Rapidus株式会社 技術開発統括部 リードエンジニア)2023年にRapidusに転職し、インテグレーションエンジニアとして、2ナノ半導体を量産レベルで作るための最適なプロセスフローの道筋を立てる業務を担当。情報科学研究科出身。
榊 飛翔氏(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 モバイルシステム事業部)スマートフォン向けイメージセンサーの設計開発に従事。学生時代は情報科学研究科で生体工学(治療用超音波の評価)の研究をしていた。
榊 飛翔氏(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 モバイルシステム事業部)スマートフォン向けイメージセンサーの設計開発に従事。学生時代は情報科学研究科で生体工学(治療用超音波の評価)の研究をしていた。
水野 慎太郎氏(ルネサスエレクトロニクス株式会社 オペレーショングループ 製品技術部)量産品の製品技術を支える若手エンジニア。「毎日の試行錯誤が学びにつながる」と、入社間もない立場から若手の視点を語った。情報科学院出身。
水野 慎太郎氏(ルネサスエレクトロニクス株式会社 オペレーショングループ 製品技術部)量産品の製品技術を支える若手エンジニア。「毎日の試行錯誤が学びにつながる」と、入社間もない立場から若手の視点を語った。情報科学院出身。

異分野から半導体業界へ ― 共通の土台は探究心

化学科出身の安田氏は、「半導体の製造プロセスには化学の知識も必要で、現場では電子・電気以外にも幅広い知識が活かされる」と語り、学生時代に半導体を専門分野としていた水野氏も、「入社後は製品特性に合わせた新しい知識を積み上げる必要がある」と説明。そのため、「半導体の研究を学生時代にやっている、やっていないに関わらずスタートラインは大きく変わらない」と多様な専門を学んでいる学生たちにアドバイスしました。榊氏は、「入社後の最初の研修で半導体の基本的な座学があり、学生時代の専門が半導体でなくでも、半導体エンジニアになれる」と話しました。

共通して示されたのは「ロジカルに考えて、いろいろなデータから答えを導く力」があれば、分野にとらわれず活躍できるという点です。また、工藤氏は、「学生時代の学びで全部が補えることはなく、就職してからも学び続けることの重要さ」を話しました。

太田教授の鋭い問いかけで、冒頭から学生を引き込む濃密な時間が流れた。
太田教授の鋭い問いかけで、冒頭から学生を引き込む濃密な時間が流れた。

Part1以上

Part2のレポートはこちら

主催:北海道大学半導体フロンティア教育研究機構
共催:北海道大学大学院教育推進機構・北海道大学大学院理学研究院

※肩書、所属は、カンファレンス開催時のものです。

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2025.11.04

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