ロゴマーク込めた願い

背景の二つの円は大学と企業を示しています。その円の重なる部分から、開拓の精神「星」を持った学生が生まれることを意味しています。星は北極星(ポラリス)です。北極星は、昔から航海の道しるべとして重要な存在でした。博士課程で学ぶ学生たちに各分野の北極星になってほしい、という願いを込めました。また、このプロジェクト「Ph.Discover」が北海道から生まれたことを、「開拓使旗(北辰旗)」のイメージと重ね合わせました。

二つの重なり合う円は紫色で表現されています。紫には「高貴」「哲学的」「癒やし」といったカラーイメージがあります。次世代のために、多様性を尊重し、多彩な人材が活躍できる社会を目指して、想像力や感性を豊かに育むことが大学や企業に求められていると考え、このカラーを選択しました。

北海道洞爺村から北極星と羊蹄山を望む(撮影: 渡辺和郎)