2014
05.01

研究能力だけでなくアウトリーチ能力も必要
~AAAS(全米科学振興協会)2014年度年次総会~

海外渡航助成

研究能力だけでなくアウトリーチ能力も必要<BR>~AAAS(全米科学振興協会)2014年度年次総会~

世界的に権威ある科学誌Science発行元として有名なAAAS(全米科学振興協会)は世界最大級の学術団体です。今回、2014年2月14日から16日に米国イリノイ州シカゴで行われた年次大会に参加してきました。

実際に訪問して驚いたのは、50か国以上からさまざまな研究機関が出展する大規模な科学コミュニケーションの場だったことです。日本からは北海道大学のほかに、理化学研究所、科学技術振興機構(JST)に加え、東京工業大学、名古屋大学などの9つの研究機関で構成するWPIグループがJAPANブースとして共同で参加していました。また、富士重工業(スバル)をはじめとする日本企業も多数出展しており、科学の世界での日本の存在感を感じました。

1979486_261576387349784_1915375381_n

全期間に滞在し、研究者のみが参加できるResearcger’s dayと一般市民が対象のFamily dayの両方に参加しました。海外の研究者との交流による先進的科学技術の共有、一般市民に対するアウトリーチ活動、それぞれにおいて様々なことを学べたとても有益な体験だと思います。特に、研究者には研究遂行と同等以上にアウトプット能力が大切だと、その大切さを再認識できました。

アメリカでは、今回の学会のような研究者と一般市民との大きな交流の場が多く設けられているそうです。市場が何を求めているかの「リアルでホットな意見」を知るを知る、またとない機会となっていると感じられました。

1897723_261577224016367_1569017407_n

日本からの参加者ならではのメリットとして、文部科学省や理化学研究所から参加された方々と近しく交流できたことがあげらえます。今後の日本で科学技術によるイノベーションをどのように起こしていくかの方針をうかがうことができたのは意外な収穫です。日米の状況を比較できる「産学官の連携とは何か」を考える非常に良い体験となりました。

報告:T.R. (リーディングプログラムパイロット生)
編集:リーディングプログラム事務局

PAGE TOP