2020
03.18

2期生の修了式が行われました

プログラム行事

2期生の修了式が行われました

令和2年3月13日,理学部にて物質科学リーディングプログラム(ALP)2期生の修了式が行われました。ALPは文部科学省博士課程教育リーディングプログラム事業の支援により,平成25年に発足しました。2期生は,平成27年10月に採用された学年です。 

修了式では開式の辞に続いて,プログラム責任者である長谷川晃理事・副学長より修了生一人ひとりに対して修了証書が授与されました。続いて長谷川晃理事・副学長により式辞が読み上げられ,その後,修了生7が一人ずつ挨拶を行い,プログラムでの成果や獲得した力について振り返りました。最後に石森浩一郎プログラムコーディネーターより挨拶としてお祝いの言葉が述べられ,閉式の辞をもって修了式は終了しました。

2期生は,それぞれが所属する研究院での研究活動に加え,数理連携科目,サイエンスコミュニケ―ション科目,産学連携・キャリア教育科目など,ALP独自のアクティブラーニング科目を履修しました。さらに,東北大学のリーディングプログラム「マルチディメンジョン物質理工学リーダー養成プログラム(以下MD)」との合同シンポジウム,異分野ラボビジットや企業あるいは海外でのインターンシップ,海外サマーキャンプ,国際シンポジウム運営など,実践力を高めるためのイベントを経験した他,修士2年次と博士2年次に行われた2回のQE(Qualifying Examination)を通過しました。博士課程3年次の最後の1年間は独立ラボ運営,先端共同研究,企業共同研究,海外共同研究のいずれかを選択し,その成果は多くの査読付き原著論文として出版されています。

修了生たちは今後,企業あるいは大学,研究機関の一員としてそれぞれの道を歩むこととなりますが,本プログラムでの活動を通して得た分野の垣根を越えた経験や,他大学を含むリーディングプログラム修了生同士のネットワークを最大限活用し,さらなる飛躍をすることが期待されます。

注)ALPは,文部科学省博士課程教育リーディングプログラム事業の支援を受けて平成25年度よりスタートした5年一貫の大学院教育プログラムです。ALPは産業界や学術・研究機関など,さまざまな領域で幅広く活躍可能なグローバルリーダーを養成することを目的としています。そのために,「圧倒的専門力」,「俯瞰力」,「フロンティア開拓力」,「国際的実践力」,「内省的知力」と名付けた5つの力を獲得することを目標としたカリキュラムと,充実した経済支援をプログラム生に提供しています。

 

写真1:長谷川晃プログラム責任者から修了証書を受け取る2期生

写真2:修了証書を手にする2期生とプログラム教員

 

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