2015
02.02

科学技術コミュニケーション・リメディアル講習(静岡科学館る・く・る)

講義イベント

科学技術コミュニケーション・リメディアル講習(静岡科学館る・く・る)

 2015年1月15日(木)、科学技術コミュニケーション・リメディアル講習の一環として、「静岡科学館る・く・る」(静岡県静岡市駿河区)を見学させていただきました。「る・く・る」とは「みる・きく・さわる」の語尾をとった愛称です。当日は静岡科学館館長・長澤 友香さん(日本サイエンスコミュニケーション協会理事)により科学館内を案内していただき、懇談を行いました。「る・く・る」というキーワードが示す通り、科学館は私たち自身が実際に参加できる展示にあふれていて、とても楽しみながら様々な分野の科学に触れることができました。

 懇談では、「連携が大切」という言葉が印象に残りました。科学コミュニケーション活動の活性化には、多くの機関や施設のつながりが欠かせず、また異なる分野が交流することで、新たなアイデアが生まれます。他分野同士の連携は、リーディングプログラムにおける一つのテーマでもあるため、今回の施設訪問のような機会を大切にしていきたいと思います。また、科学コミュニケーションの秘訣についてお聞きしたところ、「双方向コミュニケーション」が重要だとお答えを頂きました。こちらが一方的に話すだけではコミュニケーションとは言えません。聞き手のニーズを受け止め、それに答えることが必要とのことでした。

 科学館見学では、科学を分かり易く、そして適切に伝えるための様々なヒントを頂きました。私たちリーディングプログラムの学生は、多くの発表の場がありますので、今回の見学で学んだことを実践し、自分のスキルとして定着させたいと思います。

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■静岡科学館ウェブサイトはこちら

執筆: T. O.(リーディング1期生)

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