リーディングプログラム(ALP)は,10月1日付で新プログラム生10名の採用を行いました。これらの新プログラム生は,総合化学院,生命科学院,理学院,工学院,環境科学院の関連5専攻の修士課程の学生の中から選抜試験を経て採用されました。プログラム生の採用は今年度で5回目となり,ALPの学生は総勢65名となりました。初年度に採用されたプログラム生は現在博士課程3年となり,このたびの新プログラム生の採用によりはじめて5学年が勢ぞろいしました。
採用日に先立って9月19日に事務局大会議室で行われた新プログラム生の採用式では,プログラム責任者である長谷川晃理事・副学長より新入生一人ひとりに認定書が授与されました。プログラムコーディネーターである石森浩一郎教授からは,「全学年が揃う節目の年に採用された皆さんのグローバルな活躍を期待する」との激励の言葉が述べられました。
写真:採用式冒頭で挨拶を行う石森浩一郎プログラムコーディネーター
写真:新プログラム生に認定書を授与する長谷川晃理事・副学長
採用式に続き,法哲学が専門である長谷川理事・副学長による「Ambitious研究倫理セミナー:科学の法秩序」と題したセミナーが行われました。プログラム生は,研究者自身と社会との間の関係性に対する深い洞察力(内省的知力)を養うことが強く求められます。新プログラム生は,採用式の直後にこのセミナーを受講することにより,それぞれに課せられた期待と責任の重さを自覚する良いきっかけとなりました。
写真:長谷川理事・副学長によるセミナーの様子
報告:北原圭(ALP特任助教)