2018
04.01

パイロット生の修了式が行われました

プログラム行事

パイロット生の修了式が行われました

平成30年3月16日,本部事務局2号館の大会議室にて物質科学リーディングプログラム(ALP)のパイロット生の修了式が行われました。ALPは文部科学省博士課程教育リーディングプログラム事業の支援により平成25年に発足しました。同年にプログラム生としてはじめて採用されたのがこのたびプログラムを終了したパイロット生たちです。 

 

修了式では司会を務めた黒田紘敏准教授による開式の辞に続いて,プログラム責任者である長谷川晃理事・副学長より修了生一人ひとりに対して修了証書が授与されました。続いて長谷川晃理事・副学長により式辞,当プログラムのプログラムオフィサーである原口和敏日本大学教授より祝辞がそれぞれ読み上げられました。その後修了生9人が一人ずつ挨拶を行い,プログラムでの成果や獲得した力について振り返りました。最後にプログラムコーディネーターである石森浩一郎理学研究院長よりお祝いの言葉が述べられ,修了式は終了しました。

 

写真:修了証書を手渡す長谷川晃プログラム責任者

 

写真:式辞を読み上げる長谷川晃プログラム責任者

 

写真:祝辞を読み上げる原口和敏プログラムオフィサー

 

写真:挨拶を行う修了生

 

    

写真:お祝いの言葉を述べる石森浩一郎プログラムコーディネーター

 

パイロット生はそれぞれが所属する研究院での研究活動に加え,数理連携科目,サイエンスコミュニケ―ション科目,産学連携・キャリア教育科目など,ALP独自のアクティブラーニング科目を履修しました。さらに,異分野ラボビジットや企業あるいは海外でのインターンシップ,海外サマーキャンプ,国際シンポジウム運営など,実践力を高めるためのイベントを経験した他、2回のQE(Qualifying Examination)を通過しました。平成27年には第3回全国博士課程教育リーディングプログラム学生会議を北大で開催し,170名規模のイベントを成功へと導きました。博士課程3年次の最後の1年間は独立研究や先端共同研究に従事し,その成果は多くの査読付き原著論文として公開されています。

 

修了生たちは今後,企業の研究所の社員あるいは大学の教員・研究者としてそれぞれの道を歩むこととなりますが,本プログラムでの活動を通して得た経験や他大学を含むリーディングプログラム修了生同士のネットワークを最大限活用し,未来を切り拓くグローバルリーダーとして今後さらなる飛躍をすることが期待されます。

 

[パイロット⽣就職実績]

JNC 1名

NTT物性科学基礎研究所 1名

神⼾製鋼所 1名

クレハ 2名

第⼀三共 1名

昭和電⼯ 1名

北⾒⼯業⼤学(助教) 1名

北海道⼤学(ポスドク) 1名

 

報告:北原圭(ALP特任助教)

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