2019
04.07

1期生の修了式が行われました

プログラム行事

1期生の修了式が行われました

平成31年3月18日,百年記念会館の大会議室にて物質科学リーディングプログラム(ALP)1期生の修了式が行われました。ALPは文部科学省博士課程教育リーディングプログラム事業の支援により,平成25年に発足しました。1期生は,平成26年10月に採用された学年です。 

写真1:修了証書を受け取る1期生

修了式では開式の辞に続いて,プログラム責任者である長谷川晃理事・副学長より修了生一人ひとりに対して修了証書が授与されました。続いて長谷川晃理事・副学長により式辞が読み上げられました。その後,修了生11名が一人ずつ挨拶を行い,プログラムでの成果や獲得した力について振り返りました。続いて石森浩一郎プログラムコーディネーターより挨拶としてお祝いの言葉が述べられ,閉式の辞をもって修了式は終了しました。

写真2:式辞を読み上げる長谷川晃プログラム責任者

写真3:挨拶を行う修了生

写真4:お祝いの言葉を述べる石森浩一郎プログラムコーディネーターと会場の様子

1期生は,それぞれが所属する研究院での研究活動に加え,数理連携科目,サイエンスコミュニケ―ション科目,産学連携・キャリア教育科目など,ALP独自のアクティブラーニング科目を履修しました。さらに,異分野ラボビジットや企業あるいは海外でのインターンシップ,海外サマーキャンプ,国際シンポジウム運営など,実践力を高めるためのイベントを経験した他,修士2年次と博士2年次に行われた2回のQE(Qualifying Examination)を通過しました。博士課程3年次の最後の1年間は独立ラボ運営,先端共同研究,企業共同研究海外共同研究のいずれかを選択し,その成果は多くの査読付き原著論文として出版されています。特に,本プログラムの売りの1つである数理連携を活かした研究を行った学生が多いことが1期生の特徴の一つでした。

修了生たちは今後,企業の社員あるいは大学の研究者などとしてそれぞれの道を歩むこととなりますが,本プログラムでの活動を通して得た経験や,他大学を含むリーディングプログラム修了生同士のネットワークを最大限活用し,今後さらなる飛躍をすることが期待されます。

報告:北原圭(プログラム特任助教)

 

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