2015
07.13

Japan-France Joint Seminar on Functional Block Copolymer 2015への参加

イベント研究

Japan-France Joint Seminar on Functional Block Copolymer 2015への参加

フランス・グルノーブルの国立科学研究庁・植物高分子研究所(CERMAV-CNRS)の研究者と日本の高分子化学の研究者によるJapan-France Joint Seminar on Functional Block Copolymer 2015(※) が、平成27年6月1日から3日まで北海道大学フロンティア応用科学研究棟で開催され、学内外から80名余が参加しました。フランス、ブラジル、日本の研究所および大学から招待された14名の研究者に、次世代型のナノ材料として利用が期待されているブロックコポリマーの合成法から物性解析、アプリケーションまで研究の最前線を幅広く紹介していただきました。

日仏セミナー1

連日の発表の中で印象深かった研究成果は、糖鎖含有コポリマーの合成と水中における自己組織化挙動解析、導電性高分子含有コポリマーの合成と主鎖構造に応じた凝集挙動の変化、バイオマテリアルとしての利用を期待した多糖類含有コポリマーの化学修飾法、ブロックコポリマーの自己組織化現象を利用したリソグラフィー技術で、斬新さに非常に刺激を受けました。講演終了後には発表者と参加者の間で将来的な共同研究を見据えた討論を行い、今後の研究を発展させる有意義な議論をすることができました。

※主催:Japan-France Joint Seminar on Functional Block Copolymer 2015実行委員会
 共催:北海道大学フロンティア化学教育研究センター
    北海道大学物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム
    高分子学会北海道支部

報告:K. Y.(リーディングプログラム1期生)

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