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2024年卒博士学生の就活動向について(株式会社アカリク)

技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年以上にわたって続けている株式会社アカリクは、2024年新卒の理系学生に独自調査を実施し、学部生(以下、学士・修士課程(以下、修士)と博士課程(以下、博士)における就活動向の比較を行いました。

調査概要

実施期間

2022年11月11日~11月24日
対象 大学院生・理系学生に特化した就活サイト「アカリク」会員のうち、2024年新卒の理系学生261名(内訳:博士在学中85名、修士在学中168名、学部在学中8名)
調査目的 理系学生の就活動向の把握
調査方法 インターネット調査

調査サマリー

  • 博士学生が1週間に研究に費やす時間は学士・修士と比べ平均22.9時間多い
  • 博士学生が1週間に就活に費やす時間は学士・修士と比べ平均3.2時間短い
  • インターンシップに参加した博士は約半数(学士・修士は8割以上が参加)
  • 博士学生は学士・修士と比べ、より研究・専攻が活かせる環境を重視した企業選びをする傾向がある

博士は1週間に平均51.8時間研究している

「現在、研究や授業などの学業に1週間あたりおおよそ何時間使っていますか」と質問したところ、学士・修士の回答で最も多かったのが10時間~19時間、40時間~49時間という回答で、平均時間は28.9時間でした。一方博士学生の回答では、40時間~49時間という回答が最も多く、平均時間は51.8時間となりました。平均時間は22.9時間の差があり、博士の学生は学士・修士の学生よりも研究に使う時間が非常に長い傾向にあります。今回の調査によって博士学生の方がいかに研究中心の生活を送っているかがわかりました。

博士が就活するのは1週間で5時間未満

「現在、就職活動に1週間あたりおおよそ何時間使っていますか」と質問したところ、学士・修士の平均が8.1時間であるのに対して博士学生の平均は4.9時間と、平均で3.2時間の差があり、かなり短い傾向にありました。前述の質問にもある通り、博士学生は研究に充てる時間が長く、就活に使う時間をねん出するのが難しい傾向にあると考えられます。
博士の場合、学部生や修士とは違って「就活ルール」がありません。そのため、一般的な就活スケジュールより早く選考が始まることがあります。そのため早い段階で就活をスタートさせ、限られた時間を効率よく活用することが重要です。

(参考)理系大学院生の就活はいつから?効率的な進め方とスケジュールの組み方を解説

企業インターンシップに参加した博士は5割

「何社のインターンシップに参加しましたか」と質問したところ、学士・修士は平均4.3社のインターンシップに参加していました。8割以上の学生がインターンシップに参加しており、10社以上という回答は13.6%となりました。博士の場合は平均1.4社で、学士・修士よりもかなり少ない傾向にありました。参加した博士学生は5割程度にとどまり、約半数の学生はインターンシップに参加していないことがわかりました。
先の質問で博士が就職活動に使う時間が短いことがわかりましたが、その限られた時間の中でインターンシップに参加することが難しいと推察されます。

就職先は研究・専攻が活かせる環境を重視

「企業選びの際に特に重視する項目を教えてください」と質問したところ、学士・修士・博士で共通して「業務内容に興味がある」という回答が最も多くなりました。就職先の検討において、業務内容への興味が最も重要であると考える学生が多いと言えます。
そこに次ぐ回答に、学士・修士と博士との差異が見えてきます。学士・修士では「給与・待遇がよい」という回答が多くなっていますが、博士の場合は「研究・専攻が活かせる」という回答が多くなっています。博士課程まで研究を続けることで得られた知識や能力を就職先でも活用したいと考える方が多いようです。

博士の就活動向

今回の調査により、博士と学士・修士の就活動向の違いが明らかになりました。学士・修士と比較して、博士は研究や学業に使う時間が長く、研究メインの生活を送っています。そのような背景から博士が就活に使う時間は4.9時間と短く、より効率のよい就活方法が求められます。インターンシップに参加した博士学生は約半数と、学士・修士と比較してかなり少ない傾向にあります。民間への就職を希望している博士学生に対して、インターンシップを経験してもらう機会を増やす支援が必要かもしれません。

企業選びにおいては研究・専攻が活かせるかどうかが重視されており、博士課程に進学したからこそ、修了後のキャリアでも自身の研究経験を活かしたいと考える傾向にあります。博士課程修了直後に就職した人は67.7%、なかでも正規の職員等として就職した人は52.6%で、いずれも修士卒や学部卒と比べて低いことが文部科学省の学校基本調査で分かっています。就活に使う時間が短い博士学生はインターンシップや説明会などに参加することが難しく、新卒としての就活の際に時間の面で不利になる可能性があります。

学生の本分である研究・学業が生活のメインになることは当然のことですが、修了後のキャリアについて検討することも同様に重要になります。博士学生の多くが望む「研究・専攻が活かせる」キャリアを歩むためにも、早期から就活の準備を始めることをおすすめします。一方で、本人の意識だけでは実現が難しい側面もあると思います。大学、社会も博士課程修了者が安定した仕事に就けるような環境づくりがもとめられているのではないでしょうか。

(参照)
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/12/25/1407449_3.pdf

アカリクについて

アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。大学院生のキャリア選択肢を増やすことで、大学院進学者が増え、結果として日本の研究レベルが上がると考えられます。そして、優秀な研究者がさまざまな場所で活躍することで、世の中の研究開発活動が活発化し、たくさんのイノベーションが生まれ続ける、そんな世界を実現するためのインフラとなることを目指します。

会社名:株式会社アカリク
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。

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Update

2023.01.24

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