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「博士学生のための異分野交流会(合宿)」を開催しました

北海道大学DX博士人材フェローシップとアンビシャス博士人材フェローシップは、東京外国語大学の多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)と共催にて「博士学生のための異分野交流会」を開催しました。文理の垣根を越えた異分野交流を通して自分の研究を他の人に伝える力を鍛えようと、北海道大学の博士課程の学生25名と東京外国語大学の博士課程の学生5名が参加しました。社会人特別講演会、研究発表会、未来を考えるワークショップの3部構成で開催した2022年12月10日〜11日(1泊2日)の交流会の様子をレポートします。会場は定山渓ビューホテルです。

異分野・異業種を巻き込んで新たなイノベーションに繋げる能力を涵養する「社会人特別講演会」

交流会は、3名の講師が、企業やアカデミア領域でのキャリアパス、これまで経験した DXや異分野交流に関して話す特別講演会からスタートしました。

阿保洋一さん(エア・ウォーター株式会社課長)は、鹿追町にて現在取り組んでいる国内で唯一の「家畜ふん尿由来バイオガスから水素を製造する事業」を題材に、企業研究のスピード感や開発の成功・失敗談、異業種・異分野協業のコツを紹介しました。

阿保さん

ランドン・ケンプスさん(Letara株式会社代表取締役兼北海道大学大学院工学研究院特任助教)は、アントレプレナーシップについて、異国にて研究や仕事を行うことや、ベンチャー企業の設立について紹介しました。専門の宇宙工学、特にロケットエンジン開発に関する極めてロマンのある研究に、会場は大いに盛り上がりました。

ケンプスさん

大内田美沙紀さん(北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)特任助教)は、交流会の目的の一つである『自身の研究内容を異分野の方々に伝えること』をサイエンスイラストレーションによってどのように実現するか講演しました。

大内田さん

質疑応答では学生からは次々と手が挙がり、大変活発な議論がされました。また、講演は英語でも日本語でも行われ、言語の壁を超えて学びの多い場となりました。

メインイベントとなった文理の垣根を越えた異分野交流の場「研究発表会」

この交流会では、通常の学会や研究会とは異なり、「まったく違う分野」の研究者に自身の研究をわかりやすく伝えることが求められます。ポスターセッション形式で実施した研究発表会では、社会学や教育学、農学、化学、物理学、工学など、多岐にわたる研究発表があり、参加者は文理の垣根や所属に関係なく、研究の面白さを伝え、共有しました。「短時間で異分野の人に伝えることの難しさを知った」「いろいろな人に自分の研究を伝える練習になり、どこがわかりづらいのか気付く良い機会になった」など、対面で議論を交えることで理解を深め、分野ごとの表現方法の相違点などの気づきが得られた様子でした。

準備中から質疑応答が始まってしまうほど参加者の興味と熱意が溢れました。
参加者による投票の結果、4 名がポスター賞受賞者として表彰されました。

「DX 時代の博士学生の未来を考える」ワークショップ

2日目はグループに分かれて次の3つのテーマについて考えました。
・テーマA: 博士課程とキャリア(今欲しいプログラム・施設等)
・テーマB: 異分野交流とDX(異文野交流促進のためのDX)
・テーマC: キャンパス生活(DX・異分野交流の観点から考える未来のキャンパス)
グループ内での議論だけではなく、他のグループとも交流しながら考えを深め、最後に発表しました。

日本語や英語、たまに中国語もはさみながら賑やかに行われました。

テーマA を選んだグループからは、「研究分野別のキャリアパスが知りたい」、「同じ不安を持つ博士学生との交流の場がほしい」といった意見が出され、博士課程を過ごす上での経済面やキャリアに対する不安が示されました。テーマB、Cを選んだグループからは、異分野交流の場や機会を多くつくることや、AIや科学技術コミュニケーションなどのトランスファラブルスキルを学ぶ重要性などが語られました。特に異分野交流の観点から、誰でも聴講可能なオープン講義(例えば全学でURLを共有する)や、研究室の自由訪問・見学会などが提案されました。また、イベントを企画する際は、異分野交流を第一目標とするのではなく、他の目的をゴールにして、異文化交流も生み出せるプログラムであることが望ましいといった意見もありました。

質疑応答には、大学院生だけでなく教職員と実行委員も参加し、議論を深めました。

博士学生は日々、研究室や学会などで専門分野について議論を深めています。専門分野をどのように活かすか、異分野の研究者や一般市民とどのようにコミュニケーションすのか、Society5.0 に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)とどのように関わるかについて考える機会は稀です。イベント終了後に行ったアンケートには、「研究の過程で培った力が、将来重要になることを実感できた」「自分の研究を伝える練習になった。発表に関して気をつけるべき点が明確になった」「異分野交流だけではなく、自分の進路などの悩みを共有することができた」などのコメントが寄せられ、2日間の交流会が、キャリアパスを考え将来社会を牽引する博士人材になるために必要なトランスファラブルスキルを修得する場となっただけでなく、この交流会がグループワークでの議論の解答となっていたといえるでしょう*。この交流会に参加した大学院生の皆さんの、これからの活躍に期待します。

ワークショップ終了後の集合写真

【ポスター賞】
冼 麗珊(北海道大学・文学院 D2)観光資源化される人間―持続可能な観光開発とは
野口 真司(北海道大学・総合化学院 D1)無害かつありふれた元素からなる色あせない材料「融合発色体」作製への挑戦
小林 真也(東京外国語大学 D1)「ゲーミフィケーション」で言語学習をアクティブに!
長谷川 健司(東京外国語大学 D1)グローバル・エコロジーの思想史:核時代における「生物圏」の系譜

*新たに博士課程学生の学際交流イベント「TeaTime with Face2Face」が2023年4月から始まりました。

Information

Update

2023.08.09

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