9月25日、北海道大学スマート物質科学を拓くアンビシャスプログラム(以下、SMatS)第6期生採用式が理学部本館大会議室にて執り行われました。このプログラムは、大学院生に対して、専門分野の研究にとどまらず、スマート物質科学力ならびに社会実装実現力を養成するものです。武次徹也コーディネーターが6名のプログラム生に採用認定証を授与しました。
武次徹也プログラムコーディネーターの挨拶
スマート物質科学を拓くアンビシャスプログラム6期生の皆さん、採用おめでとうございます。プログラム担当教員一同、心より皆さんを歓迎いたします。6期生として総合化学院から4名、生命科学院から1名、理学院から1名が新たに加わりました。
このプログラムでは、異なる学院から集まった大学院生がそれぞれの専門分野を持ち寄り、「異分野融合」と「スマート物質科学」を念頭におきながら、博士課程修了までの4年半、共に学び、切磋琢磨していただくことを目指しています。4期生までは博士後期課程3年間のプログラムでしたが、5期生からはプログラム期間を修士課程に拡張し、より充実した学びの機会を提供しております。
皆さんはすでに所属研究室での研究に取り組んでいますが、このプログラムを通じて、数理科学、計算科学、データ科学といったあらゆるサイエンスの共通基盤となるスマート物質科学力を身につけるとともに、異分野の学生や研究者との交流や、社会的課題に取り組む機会を得て、研究を社会に実装する力を養っていただきたいと思います。皆さんの活躍を大いに期待しています。
高橋正行特任教授によるガイダンス
採用式に続き、高橋特任教授によるガイダンスが行われました。特に人的ネットワーク形成力を涵養する科目群の中でも社会的に注目され、4年間継続して続けている「DX 提案実践演習」が詳しく紹介されました。この実習はIT 企業における顧客への DX 提案を体験するインターンシップ形式のアクティビティです。日本オラクル株式会社の支援のもと、富良野市や石狩市と共働し、各種メディアでも取り上げられてきました。その詳しい内容はPh.Discover(博士人材の未来を拓く情報発信)で紹介されています。
https://phdiscover.jp/phd/article/1380
https://phdiscover.jp/phd/article/1939
https://phdiscover.jp/phd/article/2772