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ワークショップ(アカリク編):オンラインイベントをデザインする

2020年7月11日に開催したイベント「オンラインイベントをデザインする」を実施しました。講師を務めていただいた鬼頭祐介さん(株式会社アカリク/採用コンサルティング事業部)に、北大理系大学院生に向けてアフターコロナに向けたコミュニケーションのあり方やワークショップの可能性についての課題を示していただき、その解決にむけたディスカッションを行いました。

日 時:2020年7月11日(土)13:30~17:00
方 法:Zoom
講 師:鬼頭祐介さん(株式会社アカリク/採用コンサルティング事業部 )
主 催:Ph.Discover/北海道大学物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム
共 催:株式会社アカリク/北海道大学大学院理学研究院

2020年度新学期、全て講義が対面ではなくオンラインで実施されるという中、インタラクティブなコミュニケーションを前提にしていた演習もオンラインで実施せざるを得なくなりました。そこで、鬼頭祐介さんからオンラインミーティングのために開発されたZoom、ビジュアルコラボレーションプラットフォームでありオンラインホワイトボードとして機能するMiroの使い方を解説していただきながら、それらのツールを使ったワークショップの可能性についてディスカッションすることを目的に実施しました。

大学院で学んだ、データ処理の経験や統計学の知識が今の業務に生きる

冒頭、アカリクの鬼頭さんから自己紹介がありました。鬼頭さんは名古屋大学大学院で環境学研究科都市環境工学専攻に所属していた頃、企業への就職も考え始め、「知恵の流通の最適化」を理念に掲げたアカリクに2013年入社しました。大学院生のキャリア支援に関心を持ったことも就職先選択のきっかけの一つでした。

    

大学院で学んだ、データ処理の経験や統計学の知識が今の業務に生き、環境学・土木工学を学んだ経験がクライアントや学生ユーザーとの会話に役に立つそうです。そしてそれ以上に、エコシステムの考え方やシステムシンキング、インフラの在り方、数学的思考など、専門分野の研究に長い時間を費やしたことで得た「物の見方・考え方」が非常に今の仕事に影響していて、自身の個性にもなっていると感じることが多いそうです。

Zoom+Miroでグループワーク

Zoomによる講義には慣れはじめていた学生たちも、Miroを使ったグループワークは初めてです。それぞれが自宅から参加しており使用している端末も異なるため、仲間がどのような環境で参加しているのか尋ねたり、想像したりしながら学んでいきました。初めての試みに心配はつきものですが杞憂だったようで、鬼頭さんによるレクチャー後、簡単な練習時間を設けると、すぐに参加者全員がホワイトボードにスティッキーノートを貼り付けたり、写真を挿入したり直感的に使いこなせるようになりました。

オンラインの「メリット」と「デメリット」、その「対策」について

リアルな対面でのワークショップの企画、運営、実演などの経験がない大学院生たちにとって、「メリット」と「デメリット」をあげることは簡単なことではありません。比較できる経験知がないので、参加している大人に聞いたり、その場でネット検索したり……さらに想像力をフル活用して臨みました。鬼頭さんに加えて、アカリクから古屋さんがサポートに入り、合計12名が2つのブレイクアウトルーム「Aチーム」「Bチーム」に分かれて作業しました。

また今回は、休憩を挟みながら約90分間で議論をまとめ、成果発表をしなければなりません。進行役(ファシリテーター)、タイムキーパー、書記係などを自発的に役割分担し、与えられたテーマについてのグループディスカッションをMiro上で可視化していきました。

グループディスカッションによる成果発表(各チーム5分間で発表)

Aチーム:
メリット
・ネットワーク環境、個人の端末さえあれば準備が容易になる
・Miroを使って自由度が高くきれいな議論の可視化か可能となる
・参加者の地理的な制約がないから誰でも参加できる
・会場の用意や移動のコストもなくエコ対策としても良い
といった意見が発表されました。
デメリット
・チームメンバーの表情が確認しにくくチームとしての一体感を持ちにくい
・科学の魅力を伝えるようなイベントでは五感を刺激させたいがそれが難しい
・ファシリテーターの負担が増えるのではないか
といった意見が出ました。
メリットはそのまま生かしていけばよいのですが、デメリット対策のためには、ファシリテーター(進行役)が、チームメンバーの発言のタイミングをコントロールすることでより活発な交流が可能になります。また、五感を刺激させるような実験の様子はあらかじめ映像などを用意すれば少しでもリアルな体験に近いコンテンツを提供できるのではないか、という提案がありました。しかし、オンラインには限界があり、すべてのイベントをオンラインで行うことは不可能だというコメントもありました。

Bチーム:
メリットはAチームと重なる意見も多かったのですが、ほかにも
・物理的な制約がないので、ネットワークさえあれば著名な研究者にも参加してもらえるかもしれない
デメリット
・隣の人と雑談や個人的なおしゃべりができない
・チームメンバーと仲良くなりにくい
といった意見があげられました。
メリット、デメリットを踏まえて提案としては、
・今後アプリケーション側で解決できるかもしれないし、別の雑談アプリのようなソフトと組み合わせながら対策はできる
・グループワークの後にオンライン懇親会を設けたい
といった発表がされました。

一つの結論にまとまらなかったことが大事

各チームの発表後、鬼頭さんから総評がありました。「新型コロナの影響を受けて、様々な取り組みが始まったばかり。だからこそ、考え続けることが大切で、一つの結論にまとまらなかったことはむしろ良かったことです。ワークショップ中に上がった意見の中でも、参加者に対して「慣れてください」というのは些か投げやりな姿勢で、参加者への優しさを持ったほうがいいという発言に心を動かされました。さらに、「雑談」というと余計なものというイメージがありますが、実はとても大切な人間の営みであることに気づかされました。それは普段仕事をする中でも感じていたことで、この場でみなさんに指摘され再確認できたことは僕の収穫でした。一方で、議論の内容や進め方は改善の余地がありそうです。まったく知らない人がワークショップに参加したときに、ファシリテーションがさらに難しくなるかもしれません。今後、アカリクでもよりよいオンラインイベントの実施が可能となるよう、ハード的にもソフト的にも進化させていきます。みなさんもオンラインイベントの実践方法について学んで、より良い議論が出来るよう改善していってください。」

参加者
呉 佳氷(北海道大学大学院環境科学院環境物質科学専攻)
岡 紗雪(北海道大学大学院環境科学院 環境物質科学専攻)
加藤佳美(北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻)
河本野恵(北海道大学大学院理学院数学専攻)
熊谷悠平(北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻)
朱 瑞傑(北海道大学大学院総合化学院総合化学専攻)
茅原拓未(北海道大学大学院理学院数学専攻)
冨田永希(北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻)
*
堀内浩水(北海道大学大学院理学研究院URA/Ph.Discover協力教員)
大津珠子(北海道大学大学院理学研究院准教授/Ph.Discover担当教員)

Information

Update

2020.08.17

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