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DX(デジタルトランスフォーメーション)入門セミナーが開催されました

2022年度北海道大学DX博士人材フェローシップ生に向けた「博士課程DX教育プログラム」のスタートに先立ち、日本オラクル株式会社の人見尊志氏、鬼澤美穂氏、松井雄介氏による「DX入門セミナー」がハイブリッド形式で行われました。その模様をダイジェストにまとめてご紹介します。

日本オラクル株式会社:
米国オラクルコーポレーション (Oracle Corporation)が、1985年に日本で設立した法人。国内を拠点とした情報システム構築のためのクラウドサービス、ソフトウェア製品、ハードウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開している。

オラクルの紹介
オラクルコーポレーション(以下オラクル)は、ハードウェア、ソフトウェア(売上世界第2位)、クラウドサービス等を扱うIT総合会社です。今日使っているZoomにもオラクルのテクノロジーが使われていますし、F1のレーシングホンダがオラクルのシステムを使ってレース戦略を立てたりしています。皆さんが気づかないところで、社会インフラとして使われている会社です。

我々は1977年の創業以来、データをどう活用するか、まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)にフォーカスして事業に取り組んでいます。テクノロジーの提供だけでなく、世の中の課題は何かを考え、自分たちが持っている知見やノウハウと他の人の力をあわせて、世の中をより良くすることを目指しています。

DXとは変革
DXのキーワードは「変革」です。変革には「創造性」と「実行」を掛け合わせることが必要と言われています。「創造性」とは問題発見能力(デザイン力)といって、まさにどのように課題を見つけるかです。「実行」とは問題解決能力であり私たちの得意分野です。一方、理論物理学者のアルベルト・アインシュタインは、「問題解決のために1時間使えるとしたら、55分を問いのデザインに費やし、5分間を解決に使うだろう」という言葉を残しています。それだけ問いをデザインするのは難しいのです。

DXは2004年にスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した概念です。デジタル技術を駆使して、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させることです。そのためには、IT企業だけではなく、いろいろな分野の方との共創によって、それぞれが持っている知見と技術を組み合わせ、新しいことを生み出して行く必要があります。

VUCA時代を生きるためのDX
急速にデジタル社会に切り替わり、世の中は以前とは比較にならないほど速く変化しています。VUCA※時代と言われる予測不可能な時代だからこそ、常に変革し続けるこのDXという概念が重要です。

日本政府も、これからの社会のあり方として、Society 5.0というビジョンを掲げています。「デジタル上のサイバー空間と実際の空間を融合して、新しい社会を作っていく」これがSociety 5.0の考え方です。また、日本は超高齢化社会などの課題先進国であり、多くの社会課題解決と経済循環を両立させる必要があります。その実現に向けた先進的な場としてスマートシティという考え方が政府から示されています。 

※VUCA(ブーカ):Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと。

DXで求められる人材
皆さんは今を生きる一人として、デジタル社会の専門家になるべきです。さまざまな経験やアイデアを持ち寄り、結びつけるためにはコミュニケーションが重要です。現在は修士課程や博士課程で、専門性を高めていると思います。同時に別の分野の人と繋がることで、新しい気づきが生まれ、また専門知識を応用することで、社会課題解決につながる可能性があります。つまりDX人材とは、組織・業界を超えてつながろうとする人、つなぐ人なのです。

2021年度の北大DX教育プログラムの報告と2022年度の募集
2021年度の北大博士課程DX教育プログラムでは、富良野市が実際に抱えている課題に取り組み、「ふらのワインの売り上げ向上」と「ゴミのリサイクル率向上」の2つの課題に対して、4人ずつに分かれて解決策を提案してもらいました。ワークショップを通じて、課題の深堀り、情報の整理、解決につながりそうなデータ分析などのノウハウを我々から提供しました。
成果はこちらから:https://phdiscover.jp/phd/article/1380

2021年度の活動の中で、ふらのワイン購入のリピーター分析時に、個人情報の観点から必要なデータが得られない問題がありました。しかし使えるデータを見直し、そこから推測することで分析を進めていました。壁に当たったときの取り組み方に博士課程の強みを再認識しました。

学び×地域課題解決」とは、机上の分析だけではなく、それを確かめるために現場を訪問して、実際に自分の目で見る、その上で最終的に提案をするのがこのプログラムです。今年度も富良野市や他の自治体からの課題に取り組むプログラムを予定しています。8月ごろにキックオフ、2月に最終報告会を行う計画です。ここでの学びを普段の研究にも活用してもらいたいです。またメディアにも非常に注目され、学生さんの今後のキャリア形成にも役立つと考えられます。

「個人の見立てる力」と「未来からの逆算力」
最後に、各務太郎(かがみ・たろう)さんの本『デザイン思考の先を行くもの』を紹介します。この中で、イノベーションを起こすための「創造力」には、二つの力が必要であると書かれています。

一つは「個人の見立てる力」。見立てる力とは、普通の人から見ると全く関連性がない二つのものの共通点を見つけ結びつける能力です。博士課程のみなさんのように、専門性を持っている方なら存分に発揮できる力です。もう一つは「未来からの逆算力」。これは現状から一歩、二歩先のことではなくて、あるべき姿から逆算して、今どのように変わらなければいけないかを考える力です。今回のプログラムの場合は、その自治体が最終的にどのような街になりたいかを意識して提案を行う必要があります。このプログラムに参加してこれら創造力を伸ばしてほしいと思います。

開 催:2022年5月26日
主 催:北海道大学DXフェローシップ/Ph. Discover
協 力:日本オラクル株式会社

Information

Update

2022.07.08

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